7幹事のvoiceを聞け!!

幹事のvoiceを聞け!!

まってました!

「登山」をめぐって・・・

YOUZI TERADA

「登る」、「上がる」、は日常的には低い場所から高い場所へ移動することを指す動詞として使われる。

が、都に赴くことを「上る」とも言い、 崇高な場所に向かうという意味にも用いられる。 つまり「登山」とはただ単に「山に登る」運動を指すのではなく、 そういった精神的な到達へ向かう行為という意味も内包している。

で、えーそれを踏まえた上で、 人は何で山になんか登るんだろう。 頂での達成感? 景色を眺めたい? 森林浴したい? 鳥や獣を探す? 痩せたい? 目的はビャービャービャー(各人各様)だ。 しかし僕の長年の登山経験から考えを言うなら、 登山とは「登る」=「(ここよりも高い場所に向かって)歩く」という単純な運動の繰り返し。 その中で、次第に登山者は他者と喋るしかなくなってくる。 普段あまり会話しない対話をすることで登山者たちはある境地へ。 4合目で喧嘩したと思ったら6合目で仲直りしたりして。 目的地を同じくし、彼(彼女)らは共に様々な障害を乗り越えていく。 そのプロセスが登山の真の醍醐味なのだと思う。 人生というアドベンチャーの縮図だ。 さあロストジェネレーションのみんな、話そう。 そこで絶望なんてしないで。 刻印しよう。 私たちの青春の一ページに。

てらちゃん

あ、あと大自然の恩恵にも感謝しとこか。

てらちゃん